一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京ガス、シェルと脱炭素分野の共同検討に関する覚書を締結、メタネーション・水素・CCUSなど複数の脱炭素ソリューションの推進
【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2022.07.26 【情報源】企業/2022.06.06 発表
東京ガス株式会社は、このほどShell Eastern Petroleum(Pte.)Limited(シェル)と、脱炭素分野の共同検討に関する覚書を締結した。東京ガスとシェルは、LNGサプライチェーンの構築・拡大について、長年、共に取り組みを進めてきた。同覚書締結により、メタネーションをはじめ、水素、バイオメタン、CCUSなど、さまざまな脱炭素領域における検討を両社で行い、新たな脱炭素化ソリューションの実現を目指す。なお、メタネーションに関しては、大阪ガス株式会社を含めて連携して検討を開始していく。
東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass 2030」で掲げたCO2ネット・ゼロの具現化に向け、再生可能エネルギー・水素・メタネーション・CCUS等の打ち手を組み合わせ、国内外のさまざまな事業者と連携した取り組みを推進している。特に、メタネーションによるカーボンニュートラルな合成メタンの社会実装に向けて、2030年時点に東京ガスのガス販売量の1%相当に当たる合成メタンの導入を目標に掲げている。この目標実現やその先を見据えては、グローバルなサプライチェーン構築が不可欠であり、東京ガスはシェルをこの実現に向けたパートナーと考えている。
今回の覚書締結の具体化を通じて、政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に貢献していく、としている。
【東京ガス株式会社】