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環境ニュース[海外]

ドイツ 新興国・途上国の化石燃料からの脱却支援へ1億2600万ユーロを追加で拠出

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.07.22 【情報源】ドイツ/2022.07.15 発表

 ドイツ連邦経済気候保護省(BMWK)は、国際気候イニシアチブ(IKI)を通じて、新興国および開発途上国の脱炭素化のために1億2600万ユーロを追加で拠出することを公表した。経済気候保護省は、これは、化石エネルギーとエネルギー輸入への依存からの脱却を進める国々を支援するとともに、パリ協定で定められた1.5度目標の達成に重要な貢献をするものであり、G7議長国を務めるドイツ政府による世界の脱炭素化を推進する意欲を示すものであるとしている。現在進行中の国際気候イニシアチブのプロジェクトの中から14件を選び、追加資金を提供する。へーベック連邦経済気候保護大臣は、「ロシアの侵略戦争による化石エネルギーの世界市場価格の高騰は、発展途上国や新興国にも影響を及ぼしている。だからこそ、これまで以上に強い意志を持ち世界のエネルギー転換を推進することが重要である。はるかに安価な風力や太陽光発電への投資増加を今すぐ開始できるよう、ドイツ政府は、国際気候変動イニシアチブの下での資金提供の機会を増やしていく」と述べた。
【ドイツ連邦経済気候保護省】

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