一般財団法人環境イノベーション情報機構
敦賀原発1号機が手動停止へ 部品取り替えのため
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.02.28 【情報源】原子力安全・保安院/2003.02.27 発表
平成15年2月27日、日本原子力発電(株)から原子力安全・保安院に敦賀原発1号機(沸騰水型、定格出力35万7千キロワット)を2月28日に原子炉を手動停止するとの連絡があった。今回の停止は原子炉再循環ポンプ2台の軸封部(ポンプ内部の水が軸を通してポンプ外部に出ないようにするために設けられている部品)の取り替えのため。
1号機では14年11月頃から、3台ある原子炉再循環ポンプのうち、2台の軸封部に機能低下が認められていたが、ポンプの運転自体には支障がないため、これまで監視を強化しながら運転を続けていた。
なお、今回の停止による外部に対する放射能の影響はない。【原子力安全・保安院】