一般財団法人環境イノベーション情報機構
東邦ガス株式会社、知多緑浜工場に水素製造プラントを建設、カーボンニュートラルに資する水素サプライチェーンを構築
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.07.14 【情報源】企業/2022.05.20 発表
東邦ガス株式会社(社長:増田 信之)は、カーボンニュートラルに資する水素サプライチェーン構築に向け、知多緑浜工場(愛知県知多市)に天然ガスを原料とした水素製造プラントを建設する。同社は、中期経営計画において、水素をガス・電気と並ぶエネルギーの軸として位置付け、サプライチェーン構築に向け、需要創出と供給体制整備の両面から先行的な取り組みを展開し、早期に当地域における水素サプライヤーとしての地位を確立することを掲げている。
その第一歩として、まずは2024年までに水素製造能力1.7トン/日のプラントを建設し、水素供給を開始します。その後、当地域の水素需要の拡大に合わせて、プラントの規模を拡充していきます。なお、水素製造時に発生する二酸化炭素(CO2)については、当面はクレジットの活用により相殺しつつ、分離回収・利用することも計画している。
さらに、水素の輸送・供給や消費の分野で知見・ノウハウを持つ他社とのアライアンスを進め、水素の普及拡大に向けた基盤を構築するとともに、将来的には、知多緑浜工場を海外輸入水素の受入拠点とすることを目指す。
同社は、中期経営計画に掲げた「カーボンニュートラルの推進」を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく、としている。
【東邦ガス株式会社】