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東芝エネルギーシステムズ、NEDO「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」再委託先として参画

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.06.28 【情報源】企業/2022.04.26 発表

 東芝エネルギーシステムズ株式会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」における「合成メタン製造に係る革新的技術開発」に対し、大阪ガス株式会社が提案したSOECメタネーション技術革新事業が採択されたことから、本事業での再委託先企業として参画。同社は、本事業の革新的要素技術開発において計画されているSOECを用いた高温電解装置(共電解および水蒸気電解)の技術開発に参画し、従来型のメタン合成よりも⾼効率な「SOECメタネーション技術」の開発と「カーボンニュートラルメタン」製造の早期実現に貢献する。

 同事業では、2022年度から2030年度において、高温電解装置をメタン合成装置と連携させた小規模試験を開始し、ラボスケール試験(kW級)、ベンチスケール試験(数百kW級)と段階的に大型化を図り、最終的にパイロットスケール試験(数MW級)を実施する予定。大型化においては、装置単独構成の工夫だけでなく、これまでの電力プラント建設などでの経験を活かし、システム全体構成の最適化を推進する。開発の成果は、メタン製造用途だけでなく、水素や各種燃料・化学品等の高効率製造にも展開可能と想定している。
【東芝エネルギーシステムズ株式会社】

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