一般財団法人環境イノベーション情報機構
島津製作所、新たなCO2排出量削減目標を設定 事業活動からのCO2排出量 2050年実質ゼロへ
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2022.06.21 【情報源】企業/2022.04.15 発表
島津製作所は、2018年に定めたグループの事業活動におけるCO2排出量の削減目標を改定し、2050年には実質ゼロとする新目標を設定した。中間目標は、2017年度比で2030年度に85%、2040年度に90%以上とし、グループのスコープ3の74%を占める、顧客先での同社製品使用時のCO2排出量についても2020年度比で30%以上削減する目標とした。
新しい目標は以下の通りである。
・2050年に、同社グループの事業活動で排出するCO2排出量を実質ゼロとする。
・中間目標として、同社グループの事業活動で排出するCO2排出量を、2017年度比で2030年度85%以上、2040年度90%以上削減する。
・同社グループが販売した製品の使用時におけるCO2排出量を、2020年度比で2030年度30%以上削減する。
同社グループでは、これまでと同様に、徹底した省エネに加え、太陽光発電設備の設置と再エネ電力を活用することで削減を図っていく。
自社製品の省エネ化についても、従来からの取り組みに加え、新たに得られた知見やノウハウを全社的に活かすなど、意欲的な省エネ目標を設定して、顧客先でのCO2排出量の削減に寄与していく、としている。
なお、SBT(Science Based Targets)の事務局であるSBTiには、新規目標について承認を申請している。
【株式会社島津製作所】