新たな食品安全行政を考えるための意見交換会を全国８都市で開催へ

【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.02.21 【情報源】厚生労働省／2003.02.21 発表

　内閣府、厚生労働省、農林水産省は「新たな食品安全行政を考える」をテーマにした意見交換会を、平成１５年２月２５日から３月１０日まで、京都、岡山、金沢、那覇、名古屋、仙台、熊本、さいたま−−の全国８都市で開催することにした。
　農産物の残留農薬問題やＢＳＥ（狂牛病）問題など国民の食に対する不信感が高まっている中、厚労省・農林水省の２省で食の安全・安心に関係する各種の法律改正、組織改革が進められているほか、食品安全基本法の制定、内閣府内への食品安全委員会の新設など、日本政府全体としての食品安全行政の大幅な見直し案が示されている。
　今回の意見交換会は、このような状況下で、今後の食品安全行政についての具体的な体制・施策の説明を政府が行う機会として、また消費者、生産者、食品業界、地方自治体など関係者の意見を聴取する機会として開催されるもの。
　なおこの意見交換会への参加希望者は、参加申し込み書に希望会場、氏名・団体名。参加人数、連絡先電話番号、ＦＡＸ番号などの必要事項を記入し、希望する会場の申込先あてに、事前にＦＡＸで申し込む必要がある。【内閣府、厚生労働省、農林水産省】