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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、「紙コップが堆肥に!」ガンバ大阪と連携し、循環型システムの実証実験を開始

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2022.04.18 【情報源】企業/2022.02.14 発表

 三菱ケミカル株式会社は、J リーグサッカークラブのガンバ大阪と連携し、同社の生分解性樹脂「BioPBS(TM)(バイオ PBS(TM))」を使用した紙コップを起点とする循環型システム実現に向けた実証実験を行うことを発表。
 今般の実証実験では、ガンバ大阪が実施する2022年のJ1リーグのホームゲームの際に、会場(パナソニックスタジアム吹田)内で販売されるドリンク用として、同社の生分解性樹脂「BioPBS(TM)」を使用した紙コップ約10万個を提供。
 使用された紙コップは、スタジアムに設置された食品残渣発酵分解装置で食品残渣物などと一緒に1次発酵を行う。1次発酵物は、堆肥場にて2次、3次発酵を行ったのち、農作物の栽培に利用できる堆肥に生まれ変わる。2022年のシーズンを通して、このような紙コップを起点とした循環型システムの実証実験を行う。
 この取り組みは、大阪府が 2019 年1月に行った「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」および同宣言に基づき2021年8月に設置され、吹田市も参画している「おおさかプラスチック対策推進プラットフォーム」における、プラスチックの資源循環を推進する活動の一環として実施される。
【三菱ケミカル株式会社】

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