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環境ニュース[国内]

三菱ケミカル、東京・オーテモリで生ごみ袋の堆肥化実証実験を開始〜生ごみを袋のまま堆肥に〜

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2022.04.12 【情報源】企業/2022.01.31 発表

 三菱ケミカル株式会社は、NTTビジネスソリューションズ株式会社とともに、東京建物株式会社が運営する商業施設「OOTEMORI(オーテモリ)」(東京都千代田区)の飲食店及び食品販売店19店舗で生ごみを袋のまま堆肥化する実証実験を開始したことを発表。

 2022年1月21日から、「OOTEMORI(オーテモリ)」の飲食店及び食品販売店19店舗で、FORZEAS(TM)製の袋を用いた生ごみの堆肥化の実証を開始した。飲食店から出た生ごみはビル内に設置された食品残渣発酵分解装置(フォースターズ)に袋ごと投入し、装置内で生成された一次発酵物をリサイクルセンターで堆肥化し、品質評価を行う。
 水分を多く含む生ごみは、焼却処分時に多くのエネルギーを必要とする。生ごみを堆肥化させることは、使用エネルギーの削減、ひいてはCO2排出量の削減に繋がる。さらに、出来上がった堆肥を野菜などの栽培に活用することで、生ごみを資源として循環させることが可能となる。

 三菱ケミカル、NTTビジネスソリューションズは、各社の技術を結集し、利用者が無理なく生ごみの堆肥化に取り組める環境づくりを進めてきた。今後も、様々な企業・自治体などと連携しながら、循環型システムの構築を積極的に推進し、サーキュラーエコノミーの実現をめざしていく。
【三菱ケミカル株式会社】

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