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環境ニュース[国内]

日本郵船、ノルウェー・Knutsen Groupと液化CO2輸送・貯留事業の新会社設立

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2022.03.10 【情報源】企業/2022.01.18 発表

 日本郵船株式会社とノルウェーのKnutsen Group(クヌッツェン・グループ)は、液化二酸化炭素(液化CO2)の海上輸送・貯留事業に関する新規事業開拓およびマーケティングを行う合弁会社を設立した。新会社名はKnutsen NYK Carbon Carriers AS (クヌッツェン・エヌワイケイ・カーボン・キャリアーズ、「KNCC社」)とし、日本郵船とKnutsen Groupで50%ずつの出資比率となる。今後、KNCC社は常温での液化CO2の輸送・貯留を可能にするKnutsenが独自に持つPCO2(R)という技術を使用した液化CO2輸送船の開発を行う。また、PCO2(R)以外の技術を用いた低中圧型の液化CO2輸送船の開発も検討していく。

 CO2を回収して転換利用や貯留を行うCCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage)は、カーボンニュートラル社会を実現するための有効な手段として期待されている。そのバリューチェーンにおいて液化CO2輸送船は、液化されたCO2を貯留および利用する拠点まで輸送する役割を担うものとして、将来的な需要の拡大が期待されている。
【日本郵船株式会社】

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