一般財団法人環境イノベーション情報機構
ENEOS、環境負荷の低い燃料を使用するエチレン輸送船の導入
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.02.21 【情報源】企業/2022.01.14 発表
ENEOS株式会社と丸紅株式会社は、環境負荷の低い燃料を使用する輸送船を基礎化学品エチレンの輸送に導入することに合意し、覚書を締結したことを発表。ENEOSと丸紅は、エチレン供給のビジネスパートナーとして、ENEOSが製造を、丸紅がENEOSの顧客への販売・輸送を担っている。両社は、エチレンのサプライチェーンにおけるカーボンニュートラル化に向けた取り組みを共同で検討しており、取り組みの第一段階として、2024年を目途に、丸紅が長期傭船する環境負荷の低い新造船をエチレンの海上輸送に使用することを決定した。
環境負荷の低い液化天然ガスと低硫黄重油の二元燃料を使用する本船は、日本からエチレンを輸出する輸送船としては初の導入となり、従来のエチレン輸送船と比較して、海上輸送における二酸化炭素排出量を約40%削減する。
ENEOSと丸紅は、エチレンのサプライチェーンにおけるカーボンニュートラル化を推進し、低炭素化・脱炭素化に取り組む国内外の消費者のニーズに応えていく、としている。
【ENEOS株式会社】