一般財団法人環境イノベーション情報機構
14年12月の総需要電力量、前年同月比2.4%増に 自動車輸出、暖房需要の増加などを反映
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2003.02.13 【情報源】資源エネルギー庁/2003.02.13 発表
資源エネルギー庁は平成15年2月13日付けで平成14年12月の総需要電力量を発表した。平成14年12月の総需要電力量は平成13年12月と比べ2.4%増加した803億kWh。
このうち一般家庭で使用された電力需要は、11月から12月にかけての低気温により暖房需要増加が増加していたものの、検針期間が13年に比べ短かったことから、13年12月に比べ0.4%減の216億kWhにとどまった。ただしオフィスビルなど業務用の需要は、低気温で空調設備の稼働が増えたことを反映、13年12月に比べ4.8%増加した12
8億kWhとなった。
一方、産業用大口需要もアメリカ向けの自動車輸出の増加や、主要業種で手堅い需要があったことを反映、13年12月に比べ3.7%多い336億kWhとなっていた。【資源エネルギー庁】