一般財団法人環境イノベーション情報機構
令和2年度漁業者の協力による海底ごみ回収実証業務の結果発表
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2021.12.10 【情報源】環境省/2021.12.09 発表
環境省は、海洋プラスチックごみ対策として、漁業者の協力を得て、操業時に回収した海底ごみを持ち帰ることなどを促進している。令和2年度より、「漁業者の協力による海底ごみ回収実証地域」として7地域を決定し、実証業務を開始した。
この業務では、自治体と漁業者間の協力体制の構築の手順や、回収から処分までに発生する課題の解決、より効率的・効果的な回収、海洋ごみの発生源特定などの検討に資するマニュアルの策定を3か年程度で進めていく。
令和2年度は、自治体・漁業者へのヒアリング・アンケート調査、及び海底ごみの調査を行い、その結果をまとめた。
海底ゴミの実態調査は、実証地域における漁業協同組合の協力を得て、その個数や重量、容積等を調査した。
その結果、容積ベースでは、全ての調査地点において、プラスチック類の占める割合が高い結果となった。
プラスチック類の主なものとしては、ポリ袋、ロープ・ひも・テープ類、プラボトル、漁具等があった。
詳細はプレスリリース参照。
【環境省】