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環境ニュース[国内]

水力発電所設置者にゲートの異常作動対策の再点検求める

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2003.02.12 【情報源】原子力安全・保安院/2003.02.12 発表

 平成14年4月に起こった中部電力駒場ダムでの洪水吐きゲートの異常作動に続き、14年10月に中部電力大久保発電所大久保えん堤で、再度洪水吐きゲートの異常作動が発生したことを受け、原子力安全・保安院は15年2月12日付けで、水力発電所を設置している全事業者に対し、ダムや堰の災害防止に関わる管理体制の点検を再度求めることにした。
 駒場ダムや大久保えん堤のゲートの異常作動はいずれもゲート自動制御ソフトの不具合が原因。
 このため原子力安全・保安院は今回の点検にあたっては、(1)操作員に対するゲート自動制御装置の知識習熟と異常時を想定した操作訓練の実施状況、(2)ゲート自動制御装置の動作状況−−の2点についての再確認を求めた。
 なお駒場ダムでのゲート異常動作が起こった直後の14年5月に、原子力安全・保安院は水力発電所全設置者に対し、(1)気象に関する情報収集と伝達体制の確立、(2)管理設備・下流警報装置の点検、(3)洪水吐きゲートの動作・操作方法の再確認、(4)周辺地山の巡視、(5)緊急時連絡体制の再確認と周知徹底−−の5点について対応を求めていた。【原子力安全・保安院】

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