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環境ニュース[国内]

商船三井、環境に配慮したメタノール最新型の燃料船竣工で窒素酸化物の排出を抑制

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2021.12.14 【情報源】企業/2021.11.05 発表

 株式会社商船三井は、同社が運航する環境負荷の低いメタノールと重油の2元燃料に対応可能なメタノール専用船「Capilano Sun(キャピラノ サン)が11月4日、現代尾浦造船にて竣工した。同船は、久福汽船から用船し、同社からWaterfront Shipping Company Limited(WFS社)向けに長期貸船される。
 同社は、世界最大級のメタノール専用船隊18隻(同船含む)を運航しており、環境負荷の低いメタノールを燃料とする2元燃料船について2016年から保有し、船隊を拡大してきた。現在、世界で就航しているメタノール2元燃料タンカー13隻のうち本船を含めて4隻を当社が運航している。
 メタノール2元燃料船は、従来の舶用燃料を燃焼した場合に比べ、メタノール燃焼時の硫黄酸化物(SOx)排出量を最大99%、粒子状物質(PM)排出量を最大 95%、窒素酸化物(NOx)排出量を最大80%、二酸化炭素(CO2)排出量を最大 15%削減することができる。
【株式会社商船三井】

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