一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本郵船、LNGからアンモニアへ燃料転換可能な船の設計・開発に着手
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.09.30 【情報源】企業/2021.09.09 発表
日本郵船株式会社、株式会社MTIおよびフィンランドの船舶技術コンサルタント会社であるElomatic社は、アンモニア燃料への転換を前提に置いたLNG燃料船(アンモニアReady LNG燃料船)のコンセプト設計の開発に着手した。現在、日本郵船及びMTIでは、低炭素燃料の一つであるLNG(液化天然ガス)を主燃料としたLNG燃料船の船隊整備を進めている。このLNG燃料船はブリッジソリューションの一つと位置付けており、将来的にはアンモニアや水素など、より環境負荷の低い舶用燃料を使用するゼロエミッション船の投入を目指し、「アンモニアの舶用燃料使用における安全性評価プロジェクト」などに参加するなどの活動をしている。
今回、アンモニアが舶用燃料として供給可能な設備が整備された際に、直ちにアンモニアを舶用燃料として使用できる船舶に転換する事が可能なLNG燃料船「アンモニアReady LNG燃料船」の設計・開発プロジェクトを開始した。
アンモニアReady LNG燃料船は舶用燃料がLNGからアンモニアに完全に切り替わるまでのネクストブリッジソリューションとしてコンセプトの設計を行う。
【日本郵船株式会社】