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環境ニュース[国内]

東レなど、大規模P2Gシステムによるエネルギー需要転換・利用技術開発に係る事業を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.09.29 【情報源】企業/2021.09.01 発表

 山梨県、東レ株式会社、東京電力ホールディング株式会社などは、グリーンイノベーション基金事業における国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の採択を受け、コンソーシアム「やまなし・ハイドロジェン・エネルギー・ソサエティ(H2−YES)」を構成し、大規模P2Gシステムによるエネルギー需要転換・利用技術開発に係る事業を開始する。
 P2Gシステムは、再生可能エネルギー等由来の電力を活用し、水の電気分解から水素を製造する技術であり、カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大と温室効果ガスの削減において、世界的に期待されている。
 今回の事業では、NEDOの委託事業における技術開発成果を活かし、2021年度から2025年度までの5年間で、再生可能エネルギーを安全・安心に水素エネルギーに転換できる固体高分子 (PEM) 形水電解を用いて、水電解装置の大型化・モジュール化に向けた設備設計や各種試験を行う。
 また、複数箇所において、モジュール化したP2Gシステムを16MW規模で導入し、大規模需要家におけるボイラー等による直接的な化石燃料の利用を水素エネルギーに転換する実証を計画している。

【東レ株式会社】

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