一般財団法人環境イノベーション情報機構
エネオス、日豪間CO2フリー水素サプライチェーン構築に向けた協業検討を開始
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.09.24 【情報源】企業/2021.08.23 発表
ENEOS株式会社は、豪州企業オリジン社(正式名称:Origin Energy)と日豪間のCO2フリー水素サプライチェーン構築に向けた協業検討を実施することとし、両社で覚書を締結した。オーストラリアは、風況・日照等の気候条件が良好かつ国土が広く、安価な水素製造のポテンシャルが高い。
オリジン社は、天然ガス田の開発から電力・ガスの販売まで豊富な実績を持つ豪州の大手総合エネルギー企業。
両社で、安価で安定的な再エネ電力由来の水素の供給可能性について検証を進めていく。
具体的には、オリジン社は再エネ電力の安定供給および水素を製造する水電解槽について、ENEOSは水素の貯蔵・輸送形態の一つであるMCH(メチルシクロヘキサン)の効率的な製造および日本への海上輸送についての検討を行う。
【ENEOS株式会社】