一般財団法人環境イノベーション情報機構
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界遺産一覧表への記載決定
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2021.07.27 【情報源】環境省/2021.07.26 発表
環境省は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界遺産一覧表への記載を決定されたと発表した。オンラインで開催されている第44回世界遺産委員会拡大会合において審議が行われていた。
日本の世界自然遺産の歴史の中で、白神山地、屋久島、知床、小笠原諸島に次ぐ最後の登録となる。
今回の地域は、面積42,698haの陸域で、黒潮と亜熱帯性高気圧の影響を受け、温暖・多湿な亜熱帯性気候を呈し、主に常緑広葉樹多雨林に覆われている。生物多様性が突出して高い地域で、絶滅危惧種や固有種が多く、それらの種の割合も高い。さらに、さまざまな固有種の進化の例が見られ、特に、遺存固有種及び/または独特な進化を遂げた種の例が多く存在する。
【環境省】