一般財団法人環境イノベーション情報機構
旭化成、セルロース連続長繊維不織布が海洋生分解性を証明する国際認証「OK biodegradable MARINE」を取得
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2021.07.16 【情報源】企業/2021.06.23 発表
旭化成株式会社は、2021年1月に、セルロース連続長繊維不織布「ベンリーゼ(R)」において海洋生分解性を証明する国際認証「OK biodegradable MARINE」を取得した。また、「ベンリーゼ(R)」はサステナブルな素材として注目されており、海外の需要が高まっている。グローバル市場で競争力を高め、全ての用途分野およびエリアでブランドイメージの統一と、ブランド価値向上を図るため、このたび、ブランドロゴ、タグライン、ウェブサイトを刷新した。
「OK biodegradable MARINE」は、バイオプラスチックの採用を積極的に進める欧州で認知された、TÜV AUSTRIA BELGIUM NVにより与えられる海洋生分解性を証明する国際認証です。「ベンリーゼ(R)」は、コットンリンターを100%原料としていることや化学薬品の管理など環境に配慮した生産技術により、既に取得している国際認証「OK compost INDUSTRIAL」「OK compost HOME」、「OK biodegradable SOIL」に加え、今回で4つ目の生分解性認証取得になる。
「ベンリーゼ(R)」はコットンリンター(綿実の周りの産毛)を原料とする連続長繊維不織布で、当社が世界で唯一製造している。吸液性や保液性に優れており、原料由来の環境適合性と不純物の少なさから、フェイスマスクや消毒用ウェットワイパーなどの幅広い用途で展開されている。
【旭化成株式会社】