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環境ニュース[国内]

タイ産生鮮オクラから残留基準値を超えるクロルピリホスを検出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.01.28 【情報源】厚生労働省/2003.01.20 発表

 検疫所でのモニタリング検査の結果、タイ産生鮮オクラから2回にかけて残留基準値を超える有機リン系殺虫剤クロルピリホスの検出が確認された。
 オクラに対するクロルピリホスの残留基準値は0.1ppmだが、今回の事例ではそれぞれ0.2ppm、0.24ppmのクロルピリホスが検出された。
 このため厚生労働省では平成15年1月20日付けでタイ産オクラに対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令の実施を決定。今回残留農薬が検出された食品の輸入業者に対しては、同時に輸入された全量について廃棄または積み戻しよう指示を行った。
 なお検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】

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