一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京ガス、家庭用燃料電池「エネファーム」および家庭用蓄電池の群制御によるバーチャルパワープラント実証を開始
【エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2021.06.24 【情報源】企業/2021.06.08 発表
関西電力株式会社および東京ガス株式会社は、一般家庭に設置する家庭用燃料電池「エネファーム」および家庭用蓄電池を活用したバーチャルパワープラント(VPP)実証を、6月7日から開始した。本実証では、全国で最大3,000台規模のエネファームおよび首都圏で最大10台規模の家庭用蓄電池を対象に、顧客のインターネット回線に依存しない直接通信によって群制御するシステムの各種技術検証を実施し、電力需給バランスの調整等、電力市場での活用を目指す。
なお、本実証のシステム構築にあたっては、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業である令和3年度蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金(再生可能エネルギー発電等のアグリゲーション技術実証事業のうち分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業)を活用する。
両社は、本実証を通じて得られた知見を活かしてエネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス事業の可能性を拡大し、安定的かつ効率的な電力システムの構築、脱炭素社会の実現に貢献していく。
【東京ガス株式会社】