一般財団法人環境イノベーション情報機構
セイコーエプソン、長野県内の再エネ電源の開発加速に向け、県と民間2社で「信州Green電源拡大プロジェクト」開始
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2021.06.15 【情報源】企業/2021.05.27 発表
中部電力ミライズ株式会社と長野県企業局、セイコーエプソン株式会社は、本日、脱炭素社会の実現と、地域の再生可能エネルギーの供給拡大を目的とした国内初の取り組みとして、長野県内の再生可能エネルギー電源の開発加速に向けた「信州Green電源拡大プロジェクト」に関する協定書を締結した。中部電力ミライズと長野県企業局は、2020年3月に、長野県公営水力を活用した信州産のCO2フリー電力を販売する「信州Greenでんきプロジェクト」を立ち上げ、エプソンは、同年4月から県内の3拠点で「信州Greenでんき」の活用を開始するとともに、本年4月からは、県内全13拠点への活用に拡大し、県内で使用する電気の100%再生可能エネルギー化を実現している。
【プロジェクトの概要】
・「信州Greenでんき」等の長野県産のCO2フリー電気の活用による需要家のCO2排出量削減
・CO2フリー電気の一部の収益を活用した、長野県内における再エネ電源の新規開発や、普及促進策の支援
・長野県企業局が開発する越百(こすも)のしずく発電所をはじめとした再エネ電源の開発促進
・中部電力グループが開発する、黒川平水力発電所、清内路水力発電所をはじめとした水力電源やバイオマス等の再エネ電源の開発促進等
・固定価格買取制度に頼らない太陽光発電等の再エネ電源の新規開発
・需要家構内の屋根や駐車場等を有効活用した自家消費型の再エネ電源の開発や、省エネルギー化を通じた脱炭素活動の推進
【セイコーエプソン株式会社】