一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

12年度のごみ・し尿の排出・処理状況 ごみの総排出量5,236万トンに

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2003.01.24 【情報源】環境省/2003.01.24 発表

 環境省は平成15年1月24日付けで、平成12年度の全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)の排出・処理状況の調査結果を公表した。
 公表結果によると、12年度の一般廃棄物の総排出量は、11年度の5,145万トンより微増した5,236万トンで、1人1日あたりのごみ排出量は1,132グラム(11年度1,114グラム)となった。一般廃棄物の排出量は、ここ数年ほぼ横ばい傾向が続いている。
 一方、市町村による再資源化量と住民の資源回収量をあわせた再生利用量は、11年度の703万トンよりやや増加した786万トンとなり、リサイクル率も11年度の13.1%から14.3%に増加した。リサイクル率は、この10年間毎年1%程度ずつ着実に増加しており、12年度もこの傾向が継続したといえる。
 なお、リサイクル率の増加を受け、最終的処分量は11年度の1,087万トンからやや減少し、1,051万トンとなっていたが、一般廃棄物最終処分場の残余容量の総計は1億5,720万立方メートル、残余年数12.2年と依然として厳しい状況だ。
 し尿処理については、総人口1億2,673万人のうち、下水道を利用している人の数は10,573万人(83.4%)浄化槽を利用している人の数が3,451万人(27.2%)、水洗化されていないトイレを使っている人の数が2,100万人(16.6%)であることが判明した。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク