一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本製鉄、油井管・ラインパイプが国内製造の鋼管製品として初の「エコリーフ」環境ラベルの認証を取得
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2021.06.14 【情報源】企業/2021.05.26 発表
日本製鉄株式会社は、原油・天然ガスの掘削・輸送用鋼管である油井管・ラインパイプにおいて、国際規格ISO 14025に準拠した一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)による「エコリーフ」環境ラベルの認証を取得した。国内で製造した鋼管製品として初のエコリーフ取得となる。地球規模でのCO2削減の動きを受け、エネルギー業界においても脱炭素の流れが加速しており、日本製鉄は、顧客から製品の原料調達から出荷まで(cradle to gate)のCO2排出量に関する定量的データの開示要望に応えるため、関西製鉄所和歌山地区のシームレス油井管・ラインパイプと九州製鉄所大分地区(光鋼管)のHFW(高周波溶接)油井管・ラインパイプについて、エコリーフ環境ラベルを取得した。
日本製鉄は、気候変動問題に対する独自の取り組みとして「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050〜ゼロカーボン・スチールへの挑戦」を掲げ、2050年までのカーボンニュートラルの実現を経営の最重要課題と位置づけていおり、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致したサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能についても積極的に開示を行うことで、気候変動問題に取り組む世界中の顧客と共に、ゼロカーボン社会の実現に挑戦していく、としている。
【日本製鉄株式会社】