一般財団法人環境イノベーション情報機構
大阪市、調理の工夫で食品ロスを減らす料理の実践〜「もったいない」をエコ活動につなげよう〜
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2021.05.25 【情報源】地方自治体/2021.04.23 発表
日本において「手つかずのまま捨てられている食品」や「食べ残し」といった、本来食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」が年間約612万トン(農林水産省および環境省平成29年度推計)であるとされ、国民1人あたりにすると、毎日、おおよそお茶碗1杯分(約132グラム)の食品を無駄に捨てていることとなる。大阪市において、普通ごみの32.8パーセント(令和元年度家庭系ごみ組成分析調査結果より推計)は「生ごみ」で、その生ごみの約4割が「食品ロス」となっており、毎年約4万トンもの量が無駄に廃棄されている。
調理の工夫で食品ロスを減らす料理とは、環境に配慮した調理を行うことだけでなく、食材やエネルギーを無駄にせず、水を汚さないなどの工夫や、生ごみを減らすことを目的に、買い物から調理、食事、後片付けまでの一連の流れを通して実践するエコ活動のこと。
大阪市では、調理の工夫で食品ロスを減らす料理の中心的な役割となる『生ごみ”3きり”運動』への取り組みを勧めていく。
【大阪市】