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環境ニュース[国内]

農畜産物中のダイオキシン濃度調査結果 「問題となる値ではない」と評価

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2003.01.06 【情報源】農林水産省/2002.12.26 発表

 農林水産省は平成13年度の農用地土壌と農作物のダイオキシン類実態調査結果および、畜産物のダイオキシン類実態調査の結果をまとめ、平成14年12月26日付けで発表した。
 これらの調査のうち、農用地土壌と農作物中のダイオキシン類実態調査は環境省と連携して実施したもので、農用地土壌調査は環境省が担当し同じ12月26日付けで調査・公表されている。
 農林水産省が担当した農作物と畜産物中のダイオキシン類実態調査では、32品目229検体の農作物と12品目140検体の畜産物(牛乳・乳製品、食肉、鶏卵)、飼料作物、牧草地土壌、配合飼料を調査したが、その結果、農産物のダイオキシン濃度の範囲は0〜1.1pg−TEQ/g−wet、畜産物のダイオキシン濃度の範囲は0.0005〜1.485pg−TEQ/g−wetとなっていた。
 なお農林水産省では、この結果について、過去の農畜産物中のダイオキシン濃度分析値と同程度であることや、農畜産物からのダイオキシン類摂取量が、ダイオキシン類の耐容一日摂取量(TDI)の1割程度の寄与であることを考え合わせ、「問題となる値ではない」との評価を示している。 【農林水産省】

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