一般財団法人環境イノベーション情報機構
14年7〜9月期の家電リサイクル法対象4品目の不法投棄 13年度同時期より25.4%増
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.12.27 【情報源】環境省/2002.12.26 発表
環境省では14年7〜9月期の家電リサイクル法対象4品目廃家電の不法投棄台数調査速報値をまとめ、公表した。この調査は13年と14年の7〜9月期の不法投棄データを持つ自治体2、434市区町村を対象に実施されたもの。
14年7〜9月期の家電4品目の不法投棄台数はエアコンが4,755台、テレビが1万4,985台、冷蔵庫が7,243台、洗濯機が5,501台で4品目合計では3万2,494台となった。
また13年7月〜9月の累計不法投棄台数と14年7月〜9月の累計不法投棄台数を品目別に比較した結果では、14年度の不法投棄台数のほうが、エアコンで367台(8.4%)増加、テレビで2、891台(23.9%)増加、冷蔵庫で1,855台(34.4%)増加、洗濯機で1,470台(36.5%)増加しており、総計では6,583台(25.4%)の増加となっていた。
環境省はこの結果について「13年度7〜9月期の不法投棄台数が少なかったため、前年度同期比では増加しているが、14年度4〜6月期の不法投棄台数総計と比べると4品目総計で2,161台減少している。また廃棄台数に対する不法投棄台数の割合は平成13年6月以降1〜2%で推移しており、廃家電不法投棄もほぼ落ち着いている状況」との評価を示している。【環境省】