一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成13年度の産業廃棄物不法投棄状況 投棄量は約24万トンまで減少
【ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2002.12.26 【情報源】環境省/2002.12.26 発表
環境省は平成14年12月26日付けで、平成13年度に新たに確認された産業廃棄物不法投棄状況の調査結果をまとめた。調査によると13年度に判明した不法投棄件数は1,150件で投棄量は約24万トン。産業廃棄物の不法投棄量は平成7年前後から40万トン前後で推移してする状況が続いていることを考えると13年度はかなり大幅な減少だ。
なお不法投棄された廃棄物の種類としては、建設廃棄物が投棄件数の69%、投棄量の72%と圧倒的な割合を占め、これに廃プラスチック類(投棄件数10%・投棄量の8%)が続いたが、12年度の記録(廃プラスチック類の投棄件数12%・投棄量23%)と比較して大きく減少した。
更に不法投棄量の判明量が最も多かったのは千葉県の約4万8千トンで、岩手県の約3万6千トンがこれに続いた。【環境省】