経済産業省の平成１５年度予算案を公表

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.12.25 【情報源】経済産業省／2002.12.24 発表

　経済産業省は平成１４年１２月２４日、同省の平成１５年度予算案の内容を発表した。
　平成１５年度の経済産業省の一般会計予算案は前年度２００億円減の８，８９２億円、石油、電源開発など特別会計を含む予算案総額は同３９億円減の１兆８，２５５億円となっている
　今回の予算は平成１４年６月に閣議決定された「経済運営と構造改革に関する基本方針２００２」の内容を早期に具体化するために、同方針に示された（１）人間力の向上、（２）都市・地域社会づくり、（３）高齢化社会・少子化対策、（４）循環型社会の構築・地球環境問題への対応−−の新重点４分野に政策予算を大幅にシフトするとともに、新たなビジネスフロンティアの開拓、活力ある中小企業の育成と地域の活性化、情報化の推進、環境・エネルギー問題への対応−−などの課題を強力に推進するとの基本方針に立って編成されたもの。
　なおこのうち、環境・エネルギー関連としては、環境・リサイクル施策の推進に関連する予算が２４２億円（前年度予算：１８１億円）、エネルギー対策の推進に関連する予算が９,５６７億円（前年度予算：９,５６７億円）となり、新しい枠組みでの石油特別会計を財源として、環境省と連携して実施する、エネルギー起源二酸化炭素排出抑制対策の予算としては、経済産業省分２４億９，０００万円、環境省分６０億円が計上された。【経済産業省】