一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成30年度海洋環境モニタリング調査結果を公表
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2020.07.31 【情報源】環境省/2020.07.30 発表
環境省は、日本周辺海域の調査地点における底質・海洋生物(生体濃度)の状況、生物群集等について調査することにより、海洋環境の状況を把握することを目的として、毎年度海洋環境モニタリング調査を実施している。今回、平成30年度の調査結果について取りまとめ公表した。
平成30年度は、陸域起源の汚染を対象とした調査として、東京湾から沖合にのびるB測線において、底質調査、生物群集調査を実施するとともに、親潮域、黒潮域、東シナ海域及び日本海域の4海域において海洋生物(生体濃度)調査を実施した。
B測線の底質調査については、全体として過去の調査と概ね同程度の値であった。生物群集調査については、いずれの測点においても海洋環境が悪化している状況は認められなかった。
また、親潮域、黒潮域、東シナ海域及び日本海域の4海域において実施した生体濃度調査については、全体として過去の調査と同程度の値を示しており、特段の汚染の進行は認められなかった。
詳細はプレスリリース参照。
【環境省】