一般財団法人環境イノベーション情報機構
農林水産省食堂でバイオマス由来のプラスチック製品導入実験実施へ
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.12.24 【情報源】農林水産省/2002.12.20 発表
農林水産省は同省の食堂の食器、トレーなどにバイオマス由来のプラスチック製品を導入し、更にこれらのプラスチック製品を利用後、食器やゴミ収集袋などにリサイクルする実験を開始することにした。この実験は同省が文部科学省、経済産業省、国土交通省、環境省の4省と共同で取り組んでいるバイオマス資源の総合的な利活用についての戦略「バイオマス・ニッポン総合戦略」の関連事業として実施するもので、農林水産省の食堂の食器、トレーのプラスチック製品をバイオマス由来のプラスチック製品に転換、繰り返し利用した後で、利用できなくなった製品を分別回収、
食器やゴミ収集袋にリサイクルする−−という内容だ。
バイオマス由来のプラスチック製品の耐久性、利便性、分別回収の実現可能性、リサイクルのコスト、環境負荷低減効果などの項目の評価を行うとともに、食堂の利用者に対し、バイオマス由来のプラスチック製品の食器のイメージ、使い勝手についてもアンケート調査を実施する予定。【農林水産省】