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環境ニュース[国内]

室蘭市長が環境大臣にPCB廃棄物処理施設の受入条件を提示

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.12.20 【情報源】環境省/2002.12.19 発表

 平成14年12月19日午前、北海道の新宮・室蘭市長が鈴木環境大臣を訪問し、室蘭市内で環境事業団が建設する予定のPCB(ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理施設に対して、市としての受入条件や要望事項などを提示した。
 室蘭市の提示した受入条件は、(1)国がPCB廃棄物処理事業全般を統括し、事業主体の環境事業団の監督すること、(2)国はPCB廃棄物処理基本計画やPCB廃棄物収集運搬ガイドラインを早期に策定すること、(3)国内での安全性に関する実績を考慮し、処理技術を選定すること、(4)環境事業団は処理物の受け入れからリサイクルまでを含めたトータル処理システムの体制を整備すること、(5)環境事業団は積極的に情報公開を行うとともに、室蘭市が設置する事業監視委員会(仮称)の運営にも協力すること、(6)資機材の地元調達や地元優先の雇用を行うこと−−の6点。
 また室蘭市長は受入条件とは別に、室蘭市が持つ総合エンジニアリング技術を活用した、環境保全・浄化に関する研究開発プロジェクトの推進、エコタウン事業などの支援策の実施などについての配慮するよう要望した。
 なおこれに対し、鈴木環境大臣は「環境省として適切に対応する」と回答している。【環境省】

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