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環境ニュース[国内]

川崎重工業、太平洋セメントより新型セメント廃熱発電設備を受注 国内で初採用

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2020.02.12 【情報源】企業/2020.01.21 発表

 川崎重工業株式会社は、太平洋セメント株式会社より、同社の埼玉工場向けにセメント廃熱発電設備新設工事を受注した。
 本設備の発電出力は約8MW(定格7,850kW)で、2022年9月の稼働を予定している。
 今回受注した設備は、セメント製造の焼成工程において発生する排ガスの熱を回収して発電を行い、工場の省エネルギー化を図るもので、排熱回収ボイラと蒸気タービン発電機設備などで構成されている。
 排熱回収ボイラには新開発のVEGA(ベガ)ボイラが国内で初めて採用される。
 
 川崎重工業は、セメント排熱発電設備を国内外にすでに約260プラントに納入済であり、発電出力合計は約280万kW、CO2削減量は年間約1,200万トンに達している。
 
【川崎重工業株式会社】

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