一般財団法人環境イノベーション情報機構
福岡県、県庁店舗で使い捨てプラ削減 レジ袋約4万枚相当を削減
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2020.02.27 【情報源】地方自治体/2019.12.17 発表
福岡県は、県庁内のコンビニエンスストア、カフェ、売店などで実施しているレジ袋の廃止などにより、昨年11月の1カ月間でレジ袋約4万枚相当の使い捨てプラを削減できたと発表した。県によると、各店舗からの報告を集計したところ、昨年11月の使い捨てプラの削減量は約270kg(レジ袋約4万枚に相当)だった。これは県職員1人あたり13枚のレジ袋を削減した計算になる。
削減の内訳は、レジ袋が約110kg(約1万7000枚)、使い捨てプラ製の弁当・スープ容器が約160kg(約4700個)。
この取り組みによる二酸化炭素(CO2)排出削減量は約1200kg。これは約140本のスギの木が1年間に吸収するCO2量に相当する。
県庁内のローソンではレジ袋を廃止し、弁当販売店「菜根譚」や「はたなか」ではレジ袋を廃止したり、使い捨てプラ弁当容器を廃止してリユース容器に変更したりしている。「よかもんカフェ」ではマイバッグ、マイボトル、マイカップ、マイ箸の利用者に対するポイント付与制度を創設した。