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環境ニュース[国内]

新潟県南魚沼市、コメ由来の指定ごみ袋を販売 バイオプラ原料を使用

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2020.01.23 【情報源】地方自治体/2019.11.20 発表

 南魚沼市は、地元企業と協力し、バイオマスプラスチック原料を一部に使った市指定ごみ袋の販売を始めた。プラごみ対策に取り組む姿勢をPRし、市民の環境意識を高める。
 同市は全国有数のコメ産地であることから、ごみ袋にコメ由来のバイオプラ原料を使った。南魚沼市(大和地域を除く)と湯沢町の指定ごみ袋として扱う。
 ごみ袋の入札を実施したところ、バイオマス資源を利用したプラ樹脂原料を製造・販売するバイオマスレジン南魚沼が落札。ごみ袋は同社製バイオ樹脂「ライスフィルム10」を使用している。同樹脂は原料全体の10%がコメ由来(非食用米)となっている。半透明で、ざらざらとした手触りが特徴だ。
 ごみ袋は、可燃、不燃あわせて家庭用8種類、事業用5種類の計13種類を作成。年間約240万枚を作成し、スーパーなどで販売する。家庭用45リットル(20枚入り)が1000円(税込み)など、価格は従来と変わらない。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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