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環境ニュース[国内]

平成13年度ダイオキシン類常時監視結果 大気・公共用水域水質のダイオキシン濃度は低下傾向

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2002.12.06 【情報源】環境省/2002.12.06 発表

 環境省はダイオキシン類対策特別措置法に基づき、都道府県知事・政令市長から環境大臣に報告された、平成13年度の大気、水質・土壌のダイオキシン類による汚染状況常時監視結果をまとめ、公表した。
 公表内容によると、平成13年度は大気で979地点、公共用水域水質で2,213地点、公共用水域底質で1,813地点、地下水質で1,473地点、土壌で3,735地点について調査が実施されていた。
 このうち大気の環境基準超過地点の割合は0.8%で平成12年度より0.3ポイント減少、公共用水域水質の環境基準超過地点の割合も2.1%と12年度より1.8ポイント減少し、全体的なダイオキシン濃度も低下傾向にあることがわかった。また調査時に環境基準が制定されていなかった底質についても12年度調査結果に比べダイオキシン類濃度の平均値が低下していた。環境省は濃度低下はダイオキシン類の環境中への排出が年々減少していることが要因と見ている。
 なお地下水質の調査地点では昨年に続きすべての地点で水質環境基準を達成していた。一方土壌は、濃度の平均値が平成12年度と同程度、環境基準超過地点も同数となっていた。【環境省】

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