一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境経済観測調査(環境短観)令和元年6月調査確報値を公表
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2019.08.28 【情報源】環境省/2019.08.27 発表
環境省は、平成22年12月から半年ごとに、国内企業を対象として環境ビジネスの景況感に関する調査を実施している。今回、令和元年6月調査の結果を取りまとめ、確報値を公表した。
環境ビジネスを実施している企業から見た自社の環境ビジネスの現在(令和元年6月)の業況DIは「21」となり、平成30年12月調査の業況DI「24」より低下したものの、環境ビジネスの業況は好調さを維持している結果となった。
分野別では、現在は地球温暖化対策分野の業況DIが「27」と最も高く、10年先では自然環境保全分野の業況DIが「30」と最も高い結果となった。
全ビジネスの業況DIは「17」であり、前回調査の業況DI「22」と比較するとやや低下しているが、好調さを維持している。
現在発展している環境ビジネスは「省エネルギー自動車」、10年先発展が見込まれる環境ビジネスは「再生可能エネルギー」と回答する割合が最も高い。
また、今後実施したいと考えている環境ビジネスは「再生可能エネルギー」と回答する割合が最も高かった。
※DI(ディフュージョン・インデックス):「良い」と回答した割合−「悪い」と回答した割合、%ポイント
【環境省】