一般財団法人環境イノベーション情報機構
兵庫県伊丹市、雑紙回収袋作成、全戸に配布 再資源化可能な紙の分別促進
【ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.08.21 【情報源】地方自治体/2019.07.01 発表
伊丹市は、リサイクル可能な紙類の分別回収を促進するため「雑紙回収袋」を作成し、市内全戸に約9万枚配布した。回収袋に紙類を入れ、資源物回収に出してもらう。可燃ごみとして捨てられがちな紙類の分別回収を促進したい考え。回収袋で出せるのは、雑誌やカタログ、メモ用紙、コピー用紙、便箋、封筒、チラシ、パンフレット、トイレットペーパーやラップの芯、包装紙、紙袋、菓子の箱、厚紙、シュレッダーにかけた紙、ティッシュの箱など。
回収袋の配布は今回のみの予定で、今後は、家庭にある紙袋に入れる▽無色透明・白色半透明の45L以下の袋に入れる▽ひもで束ねる―などの方法で出してもらうよう呼びかけていく。
市は昨年10月、市内の家庭から排出されるごみの組成調査を実施。家庭から出る可燃ごみのうち、再資源化が可能な紙類が約12.5%(年間約3375トン)含まれると試算している。