一般財団法人環境イノベーション情報機構
積水化学、TCFDの提言に基づく情報開示を開始
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2019.07.29 【情報源】企業/2019.07.10 発表
積水化学工業株式会社は、TCFDの提言に沿った形での情報開示を行った。TCFDから開示を推奨されている「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4項目について、グループの気候変動課題への対応を記載した。
主な特徴としては、「戦略」の項目において、将来的に予測される気候変動とそれに伴って予測される変化に基づいた4通りの「シナリオ社会」を想定し、それらの社会におけるグループの機会・リスク、事業を通じてどのように課題解決に貢献できうるかの検討・整理を行った。
TCFDとは、2015年に金融システムの安定化を図る国際的組織である金融安定理事会(FSB)により設立された気候変動関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)。
気候変動が企業の財務に与える影響の分析を行い、対応に関する戦略についての情報開示を推奨している。
【積水化学工業株式会社】