一般財団法人環境イノベーション情報機構
シャープ、世界最高水準の高効率太陽電池を搭載した電動車の公道走行実証を開始
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2019.07.23 【情報源】企業/2019.07.04 発表
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、トヨタ自動車(株)、シャープ(株)は、高効率太陽電池を電動車に搭載することによる、EV航続距離や燃費向上効果の検証を目的とした、公道走行実証を2019年7月下旬から開始する。この実証を行うにあたり、シャープはNEDO事業の一環として開発した世界最高水準の高効率太陽電池セル(変換効率34%以上)を車載用にモジュール化して太陽電池パネルを製作した。
トヨタは、「プリウスPHV」のルーフやフード、バックドアなどに同パネルを搭載し、定格発電電力を約860Wまで高めた公道走行用実証車を製作した。
大幅に発電電力を向上させたことに加え、「プリウスPHV」では駐車中にのみ行っていた駆動用バッテリーへの充電を、実証車では走行中にも行えるシステムを採用しており、EV航続距離や燃費の大幅向上を見込んでいる。
【シャープ株式会社】