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環境ニュース[国内]

環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書を公表

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2019.06.28 【情報源】環境省/2019.06.27 発表

 環境省は、環境産業の市場規模・雇用規模等の推計結果をまとめた「環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書」の2017年版をとりまとめ、公表した。
 2017年度は、環境産業の市場規模及び雇用規模ともに過去最大となった。
 報告書では、環境産業を「供給する製品・サービスが、環境保護(Environmental protection)及び資源管理(Resource management)に、直接的または間接的に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献する産業」と定義し、「環境汚染防止」、「地球温暖化対策」、「廃棄物処理・資源有効利用」、「自然環境保全」4つの分野に分けてとりまとめている。
 
 市場規模は、2017年に約105.4兆円となり、過去最大となった。2000年との比較では約1.8倍となり、全産業に占める環境産業の市場規模の割合は、2000年の6.1%から2017年には10.3%まで上昇し、環境産業が国内に与える影響は大きくなっている。
 雇用規模は、2017年に約278万人と、過去最大となった。2000年との比較では約1.5倍。
 輸出額は、2017年は約14.7兆円で、大部分を「地球温暖化対策」分野が占め、その中でも特に、「低燃費・低排出認定車(輸出分)」・「ハイブリット自動車」の占める割合が大きい。
 輸入額は、2017年に全体で約3.9兆円。

【環境省】

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