ドイツ 「国家エネルギー・気候計画案」のコンサルテーションを開始
ドイツ連邦経済エネルギー省は、連邦政府が2018年12月に発表した「国家エネルギー・気候計画案」のオンラインコンサルテーションを開始したことを公表した。ステークホルダーや市民は、2019年8月2日までに意見を提出することができる。EU加盟国には、2019年末までに「国家エネルギー・気候計画」を欧州委員会に提出することが求められている。加盟国は、計画で、それぞれの国家目標並びにEUが掲げる2030年のエネルギー・気候目標へ貢献するための自国の取り組みについて紹介し、戦略や対策を記載することになってる。ドイツの計画は、EUが掲げる協働重点である「CO2排出量の削減」、「エネルギー効率」、「エネルギー供給の安定」、「域内市場」、「研究・革新・競争力」を網羅するもので、既に締結されている「エネルギーコンセプト」や「気候保護計画2050」、「国家エネルギー効率行動計画(NAPE)」といった国家としての戦略、目標、対策に基づいている。さらに、連邦内閣内の委員会である「気候委員会」や脱石炭政策をとりまとめる「成長・構造改革・雇用委員会」による勧告も計画策定において考慮されている。【ドイツ連邦環境省】
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