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環境ニュース[国内]

全原子炉でステンレス製配管の塩分量測定調査実施へ 

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.11.28 【情報源】原子力安全・保安院/2002.11.27 発表

 原子力安全・保安院は、平成14年11月22日に東京電力(株)から提出された福島第一原子力発電所3号機、4号機の制御棒駆動水圧系配管のひびに関する原因と対策についての報告書の中で、3号機のひびの原因が配管表面に海塩が付着したことによる粒内型応力腐食割れ(結晶粒の内部を横切るような形で発生・伝搬する応力腐食割れの一種)、4号機のひびの遠因が海水排出用配管からの海水漏えい−−との報告がされたことを受け、全原子炉設置事業者に対し、制御棒駆動水圧系配管およびその他のステンレス製配管について、塩分の付着による異常がないか調査を行うよう求めることにした。
 なお要請する調査の内容は(1)ステンレス製配管の目視点検・塩分量測定調査と(2)ステンレス製配管の上部に海水系配管がある場合は、その海水系配管の点検。また、これらの配管に異常がみつかった場合には、更に詳細調査を実施させる方針だ。【原子力安全・保安院】

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