一般財団法人環境イノベーション情報機構
国際森林専門家会合、森林と水に関する滋賀宣言を採択して終了
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2002.11.27 【情報源】林野庁/2002.11.26 発表
2002年11月20日から、滋賀県草津市と守山市で開催されていた国際森林専門家会合「森林と水」が持続可能な森林経営と水資源保全を効果的に推進していくための政策提言などを盛り込んだ「森林と水に関する滋賀宣言」を採択して22日に終了した。この会合は2003年の3月に京都府、滋賀県、大阪府で開催される「第3回世界水フォーラム」で森林と水に関する議論を充実させることをめざして、林野庁・滋賀県の共催により開催されたもので、18か国、16国際機関、国際NGOの代表者のほか、日本国内の森林・林業関係者ら約100名が参加した。
なお「森林と水に関する滋賀宣言」は、持続可能な森林経営と水資源保全の関係について、国際的に初めて論点を整理したもの。今後、各国の森林政策の指針として活用されるほか、第3回世界水フォーラムをはじめとする国際会議の場での森林と水に関する議論の基礎となることが期待される。【林野庁】