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環境ニュース[国内]

貨物船ファル・ヨーロッパ号の火災、油流出事故で対策室設置

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2002.11.27 【情報源】水産庁/2002.11.26 発表

 伊豆大島南部の波浮港付近の海岸に座礁中の貨物船ファル・ヨーロッパ号から、平成14年11月26日午前5時30分頃、火災が発生し、海上に油の流出が認められた。
 このため、海上災害防止センター所属の消防船が消火活動を行うとともに、海上保安庁が中心となって油の防除活動が続けられている。
 なお水産庁も26日に貨物船ファル・ヨーロッパ号座礁油流出事故対策室を同庁漁場資源課内に設置。漁業被害の拡大を防止するため、船主の代理人に対して、最善の措置をとるよう申し入れを行った。同庁では油防除のために水産庁取締船を現場に派遣することも検討している。
 ファル・ヨーロッパ号は平成14年10月1日にこの場所で座礁。座礁後の油の流出防止については、事故発生後ただちに船主が日本サルベージ(株)と油防除契約を締結。また、海上災害防止センターから指導・助言を受ける契約を同センターと締結し、船内に残っている油の抜き取り回収作業にあたっていた。【水産庁】

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