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環境ニュース[国内]

長野県松本市、食品ロス削減へ啓発絵本 保育園や小学校などに配布

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2019.04.09 【情報源】地方自治体/2019.02.20 発表

 松本市は、食品ロスの削減をテーマにした子供向けの啓発絵本を制作した。原作は、公募で最優秀賞に選ばれた長野県安曇野市の主婦、赤間まゆみさんの作品で、作画は長野市出身のお笑い芸人、もう中学生さんが担当した。
 啓発絵本「もったいないぞう のこさんぞう」では、2頭のゾウが、子供が食べ残したピーマンや捨てられた大根の皮などを集め、給食の調理員や野菜の生産者に料理してもらう。残り物から美味しそうな料理ができる様子を見た子供が、母親にレシピを教えるというストーリーになっている。
 絵本はB5判変型サイズでカラー24ページ。市は700冊作成し、市内の保育園や小学校、図書館、小児科や歯科医院などに配布した。市ホームページでも見ることができる。
 原作は昨年夏に募集し、全国から78作品の応募があった。市教育長やもう中学生さん、保育園児の保護者、保育士ら7人からなる選考委員会で審査し、最優秀賞などを選んだ。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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