一般財団法人環境イノベーション情報機構
神奈川県、SDGs推進で京急と連携協定 プラごみ削減啓発など協力
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2019.03.14 【情報源】地方自治体/2019.01.22 発表
神奈川県と京浜急行電鉄は、国連のSDGs(持続可能な開発目標)の推進に向けて連携協定を結んだ。マイクロプラスチック問題や三浦半島地域の活性化などに取り組む。県民参加型のイベントを開催したり、京急グループの電車やバス、関連施設で啓発活動を行ったりする。両者は、マイクロプラスチック問題に対応するため、オリジナルエコバッグを配布してレジ袋削減につなげたり、海岸清掃活動、海洋プラスチックごみ削減の啓発活動などを行ったりする。すでに京急沿線地域でのレジ袋削減を目指し、京急川崎駅、上大岡駅、京急久里浜駅、三浦海岸駅で計5000枚のオリジナルエコバッグを無料配布した。
三浦半島地域の活性化では、国内外の観光客の誘致や地産地消の推進などを実施する。このほか、健康長寿に向けた未病改善▽ともに生きる社会づくり▽エネルギーの地産地消―で協力する。
国は昨年6月、SDGsに関して優れた取り組みを進める29の自治体を「SDGs未来都市」に選定し、特に先導的な10の取り組みを「自治体SDGsモデル事業」に選定。神奈川県は両方で選定された。