一般財団法人環境イノベーション情報機構
生態毒性予測システム「KATE2017 on NET 正式版」を公開
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2019.01.30 【情報源】環境省/2019.01.29 発表
環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、平成31年1月30日(水)に「生態毒性予測システム(通称:KATE(ケイト))のインターネット版「KATE2017 on NET正式版」を公開すると発表した。KATEは生態毒性QSAR(定量的構造活性相関)モデルの1つ。
化学物質の構造式等を入力することにより、魚類急性毒性試験の半数致死濃度、ミジンコ遊泳阻害試験の半数影響濃度等を予測するシステムとして利用されてきた。
本年度公開する「KATE2017 on NET正式版」は、平成23年に公開した「KATE on NET」の機能を充実させ昨年度から公開している「KATE2017 on NETβ版」の正式版。
「KATE on NET」に搭載されていた魚類及びミジンコの急性毒性予測の機能に加え、藻類に対する毒性や3種の慢性毒性予測の機能を追加したほか、QSARモデルの改良及び複数物質の予測機能の追加等を行っている。
生態毒性予測システム「KATE2017 on NET 正式版」(1月30日公開)
https://kate.nies.go.jp/
【環境省】