一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、化学物質の環境リスク初期評価(第17次とりまとめ)の結果を公表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2018.12.25 【情報源】環境省/2018.12.21 発表
環境省は、化学物質による環境汚染を通じて人の健康や生態系に好ましくない影響が発生することを未然に防止するため、中央環境審議会環境保健部会化学物質評価専門委員会において審議した上で、「環境リスク初期評価(第17次とりまとめ)」をとりまとめた。その結果、「詳細な評価を行う候補」とされた物質はなく、健康リスク初期評価で6物質、生態リスク初期評価で6物質について「更なる関連情報の収集が必要」とされた。
「更なる関連情報の収集が必要」とされた物質については、個々の評価の内容を踏まえて関係部局との連携等を確保し、環境中の存在状況や有害性に係る知見の充実を図ることとしている。
今回の第17次とりまとめにより、これまでに275物質の環境リスク初期評価と94物質の生態リスク初期評価が取りまとめられたこととなる。
環境リスク初期評価の結果は、「化学物質の環境リスク初期評価:第17巻」としてとりまとめるとともに、インターネット上で公表する。
http://www.env.go.jp/chemi/risk/index.html
【環境省】